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  3. 大全集の全容

こだわりの起点

「適正価格大全集」は施工業界サイドのスポークスマンの立場で開発しました。過去50年、接着系アンカーの公共工事への積算折込は、メーカーサイドでご苦労されたのだと思いますが、実際の工事では、施工会社が材工(経費込)で見積りを提示しています。

「あれっ?どうしてなんだろう」その主体性において疑問を感じていますので、新規折込の可能性も含めて少し深堀してみたいと思います。

[注]公共工事は、接着系アンカーのおよそ70%を占め、耐震補強やインフラ整備事業の改修工事に使用されています。D16以上のサイズでは、その殆どが業界で執行され、その額150億円前後と推察されます。以降、民間の類似工事も公共工事として扱うことにします。

(1) 予算(積算)の単価は見直さなくてもよいのか

役所(国や各地方自治体)による公共工事の決済は、国民の血税が原資なのだから、工事内容のいちいちの単価も、常に公正適正であるのは当然だと思います。夫々に会計検査が行われるにしても、工事単価の妥当性は、誰がどう判断されるのでしょう。

価格は時代の要請で種々変動するものだと思います。常に「見える化」できれば最高だと思いますが、当社開発の「大全集」では、積算単価、適正単価(法定福利費別枠)が同時に表示されますので一考に値するものと思います。設計事務所各位には是非一度ご覧頂きたいと思います。無料お試し体験

(2) 積算単価は硬直化していないか

入札に於いて自治体によっては参考価格が公表されています。何時の時代の単価かは知りませんが、専門家には硬直化しているようにしか思えません。

価格は、時代に即し時代の要請に応じて変化しますから、役所にも迅速に対応して欲しいと思います。これからの時代は、役所も国民も同じ仲間ですから、協力できることがあれば喜んで協力したいと思います。

(3) 専門施工者の身分は保証されているか

価格の問題を先行して論じてきましたが、同じように専門施工者の将来を案じています。

工事の実態

公共工事で使用される接着系アンカーは2,000万本位と推察されますが、D16以上 のサイズでは1,200万本位で、その殆どをあと施工アンカー業界で処理しています。

耐震補強工事などで見られるように改修工事が主で、作業環境は決して良くありません。業界の施工者であれば誰でも施工できるというものでもなく、経験と実績が必要であたかも特別な専門施工者の業界が別にあるようにすら感じます。

現在従事者は一人親方も含めて2,000人足らずで、どこの会社に属しているということもなく、各社がそれぞれに必要な時に下請けとして契約しているのが実態です。

労働力不足の問題

専門施工者と云われる施工者の高齢化ばかりが進み、新陳代謝が進んでおりません。高齢化は他の業界でも同じことだと思いますが、我々の業界では少し事情が違うように思います。「公共工事の施工品質」が保てなくなるからです。

現在は公共工事が低調ですから労働力不足の問題は左程目立ちませんが、少しでも増加したら、たちどころに顕在化するのだと思います。既に運輸業、製造業、サービス業等の業界では、どこもかしこもその事で血まなこになっています。しかも労働条件は良ときていますから、我々の業界も犠牲になるのではと心配せずにはおれません。

発注者側も受注者側も、公共工事は一握りの専門施工集団によって処理されているということを、強く銘記しておいてほしいと思います。その上での問題解決となります。

専門施工者の保護育成

役所発注の公共工事は随分少なくなりましたが、民間ではまだまだこれからが本番で専門施工者の需要は当面続くものと予測されます。現況の労働環境を考える時、その保護育成の問題は喫緊の課題だろうと思いますが、業界ではどう向き合うのでしょうか。

筆者は部外者ですからよく分かりますが、あまり猶予はないように思います。関係者は一日も早くテーブルに着かれて、解決策を討議された方が良策だと思います。あと施工アンカー業界最大の危機位を共通の認識にしてほしいと願っています。

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大全集の特徴

「大全集」では関係各位のお役にたつように、価格は、積算から施工まで一度に纏めて表示しています。それぞれの立場で全ての価格を確認できるということで、価格の「見える化」を具現化しています。

(1) 価格の「見える化」の具現化

一番の根幹に据えているものです。色々な場面で重ねて説明に及んでいますのでご理解を賜りたいと思います。

(2) 価格(単価)確認のための見積りは不要

規模(本数)に応じて適正単価表示。15品目迄印刷可能。

(3) 事前計画書作成に有効

常時必要なデータが表示されるので、実行予算、工程表作成等に有用である。

(4) 価格の変動

「大全集」は特殊システムで管理されていますので、材料市況、経済状況には迅速対応し、常に時代を先取りした価格を提供いたします。

(5) 多岐にわたる表示内容

それぞれの表示の解説は、表示名称のかずかずで案内しています。

※ 利用上の注意点

このシステムでは、正規時間内の平準な作業環境での連続作業をイメージしてロジック化していますので、それ以外の条件(夜間作業、隔日作業、足場悪等)の場合は、表示価格(単価)にプラスアルファーなどを加算してご利用ください。

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