1.  >
  2.  >
  3. ボルトの全長

異形ボルトの指針

施工の指針はあって、どうして制作・加工にはないんだろう?

施工上の表示

接着系アンカーが公共性の高い工事に使用されているだけあって、ボルトの全長も施工指針や設計図書を通して、きめ細かく指導解説されていますが、全長の表示では統一されてはいないようです。

画像で表示してみましたが、その解説も結構難解で、元請会社でもボルトの全長を施工会社に連絡するにも一苦労されているように思います。

製作上の表示

ここは非常に問題が多いように思います。施工会社は、加工会社へシンプルに全長を指示出来れば問題ないのですが、そう簡単には行きません。官公庁は入札説明で参考数量表を提示していますが、まともに全長を表示したものはありませんので、図面から拾い出すのに苦労します。

それでも施工会社はボルト加工会社へ制作の指示を出さなくてはなりません。加工会社は、D筋のサイズ、全長(L)、先端加工の有無、ナットを使用するのであればネジの長さ(S)を確認できれば事足りるのです。

施工会社は、工事にあたっての図面の理解はできます。当然全長も割り出せると思いますが、その立場上助言はできても権限はありません。手違いで寸法に違いが起きた場合、責任の帰結が曖昧では助言もできなくなります。

全長表示の共通化

公共工事で使用される接着系アンカーで、意外なところに問題点が潜んでいるように思います。材料検査もあることですから、最末端の加工会社にも丁寧な解り易い寸法指示の共通化を模索して頂きたいと思います。


ページトップに戻る