1.  >
  2.  >
  3. 歩掛について

歩掛(ぶがかり)に思うこと

「大全集」にとって歩掛は、「見える化」を表現する上でなくてはならないものです。それは、価格に透明性と安定性を持たせるには、どうしても必要なものであるからです。

しかしながら、我々が開示している歩掛は、公的に認知されたものではなく私的研究によるものでしかありません。研究は三十数年にも及び、歩掛表としてWebにてではありますが、10年間も開示し続けてきました。今までそれらしきものが存在しなかったということもありますが、理解され活用されることはありましても、何の問題も不都合も起きておりません。

この慣れ親しんだ歩掛係数を使用せずして「適正価格大全集」の開発などあり得ませんでした。歩掛は、労務費や工程の公平な判断をする上でとても重要な指標となり得ます。公的なものが出てくれば幸いですが、叶わないのであれば、関係各位には、現在開示されている歩掛表を身近なものとして活用されますよう、お勧めいたします。

接着系アンカーの歩掛

一般的には、「一定の作業に要する1人当たりの労力を数値化したもの」ということになりますが、官公庁ではなくてはならない重要な指標の一つです。

接着系アンカーでは、「アンカー1本を施工するのにどれ位の時間が掛かるかを数値化(歩掛係数)したもの」と言うことになり、その時の労務費(1本の工賃)を算出すのに用います。

わかりやすく(例)を上げて説明します。

例題

D19、乾式工法、有機系カプセルタイプ
穿孔長 = 190mm 下向き 歩掛係数 = 0.016200
1日の労務費(諸経費込) = 36,000円

その場合の1本当たりの労務費(工賃)はいか程になりますか?

正解

36,000 × 0.016200 = 583円

これ以外にも
・施工目安本数(1日に施工できる本数)  1 ÷ 歩掛
・施工者数(総本数に対して何人必要か) 総本数 × 歩掛

などの歩掛(係数)があれば簡単に算出できます。

  • 歩掛(係数)があれば、工程表作成、実行予算作成など簡単にできるようになり、もっと早い時点で歩掛が存在していたら、価格の分かり難さも解消できていたのかも知れません。

ページトップに戻る